サークルトイズの口コミや評判からわかる大型遊具のレンタルで損しない方法

私の子どもの頃は年がら年中外で遊んでいた記憶がありますが、最近では危険なほどの猛暑やクマの出没などもあって、子どもが思いっきり外で遊ぶという機会が少しずつ失われている印象を受けています。

身を守るためには仕方がないことなのかもしれませんが、元気いっぱいの子どもと一日中家の中で過ごすのは、親にとっても子どもにとっても大変なことですよね。

「もっと広い家ならジャングルジムが置けるのに」「公園に行けないと子どもの体力が有り余って夜寝てくれない」

そんな悩みを抱えるママ・パパたちの間で、今話題になっているサービスがあります。

それが、大型遊具に特化したサブスクリプションサービス「サークルトイズ（Circle Toys）　」です。

ネットで検索すると、良い評判から気になる悪評まで様々な意見が出てきます。

特に「送料が高いのではないか？」「組み立てが地獄って本当？」「解約のタイミングがシビア」といった点は、契約前に必ずクリアにしておきたい不安要素ですよね。

そこで今回は、実際に利用を検討する視点から、サークルトイズのサービス内容、料金プランの落とし穴、そしてトラブルを避けるための解約のルールまで、あれこれまとめてみました。

現在実施されている最新のキャンペーン情報の見つけ方も合わせてご紹介します。

まずはサークルトイズの口コミと評判をチェック！

サークルトイズは、一般的なおもちゃのサブスクとは少し違って、大型遊具に特化したユニークなサービスです。

利用者の口コミを深掘りしていくと、家がまるで遊園地になったという声がある一方で、大型商品ならではの配送や設置に関する苦労も見えてきました。

まずは、このサービスがどのような家庭に向いているのか、その特徴と評判を詳しく見ていきましょう。

滑り台やエアー遊具のような大型遊具のレンタルサービスの魅力と特徴

サークルトイズが他のレンタルサービスと決定的に違うのは、配送サイズ200以上の超大型遊具をメインに取り扱っているという点です。

通常、おもちゃのサブスクといえば、手元で遊べる知育玩具やパズル、積み木などが中心ですが、サークルトイズのラインナップは全く異なります。

部屋の主役になるようなアンパンマン ブランコパークDXのようなジャングルジム、滑り台、鉄棒、そして体幹を鍛えられるトランポリンなどがずらりと並んでいます。

スポーツ庁が策定した幼児期運動指針でも、幼児期においては毎日、合計60分以上、楽しく体を動かすことが推奨されています。

（出典：スポーツ庁『幼児期運動指針ガイドブック』）

しかし、現代の住宅事情や気候変動により、外遊びの時間を確保するのは容易ではありません。

サークルトイズは、まさにこの室内での運動不足を解消する切り札として注目されています。

また、取り扱っている遊具のブランドも魅力的です。

国内の有名キャラクター商品はもちろん、購入しようとすれば数万円、ものによっては5万円以上するような海外製の大型遊具（例えば、リトルタイクスやステップ2などの大型ハウスや滑り台）もレンタル可能です。

「買って失敗したくない」「高すぎて手が出ない」という遊具を、月額料金だけで気軽に試せるのは、サブスクならではの最大の魅力と言えるでしょう。

レンタルなので、子どもの成長に合わせて興味のある遊具を次々と入れ替えられるのも大きなメリットです。

※サークルトイズ公式Webサイト商品一覧ページに移動します

ユーザーのメリットとデメリット

実際に利用しているユーザーの口コミを分析すると、サービスの満足度を左右する明確なメリットとデメリットが見えてきました。

これらを事前に理解しておくことで、こんなはずじゃなかったというミスマッチを防ぐことができます。

【メリット】傷・汚れの補償とメンテナンス品質

多くの利用者が高く評価しているのが、多少の傷や汚れなら弁償不要というサークルトイズ独自の補償規定です。

レンタル品を利用する際、親御さんが最もストレスに感じるのは子供が汚したり壊したりしたらどうしようという不安ではないでしょうか。

サークルトイズでは、通常の使用範囲内で生じた傷や汚れについては、原則として弁償を求めない方針を掲げています。

子供には思いっきり遊んでほしいけれど傷つけて弁償する羽目になったら怖いと悩む必要がないことは非常に大きなメリットです。

また、届く商品の状態についても、「中古とは思えないほど綺麗」「しっかりとクリーニングされている」という声が多く、衛生面を気にする方でも安心して利用できる品質管理体制が整っているようです。

【デメリット】同時レンタル数と保管問題

一方で、デメリットとして頻繁に挙げられるのが同時にレンタルできるのは1点のみという制約です。

例えば、兄弟がいてお兄ちゃんにはトランポリン、妹には滑り台をと考えたとしても、1つの契約で借りられるのは1つだけです。

複数の遊具を同時に借りたい場合は、契約自体を複数契約を結ばなければならないのでコストが増えてしまいます。

さらに、見落としがちなのが空き箱の保管スペースです。

返却時には送られてきた段ボール箱を再利用する必要があるため、レンタル期間中は巨大な段ボールを自宅で保管しておかなければなりません。

200サイズ以上の段ボールは、畳んだとしてもかなりの大きさになります。

遊具を設置して狭くなった部屋のどこにその巨大な段ボールを置くかを契約前に決めておいた方が良さそうです。

加えて、配送エリアにも注意が必要です。

現在、サークルトイズのサービス対象エリアは本州と四国、北海道、九州に限定されています。

沖縄、および離島にお住まいの方は利用できません。

組み立ての苦労に関する評判

サークルトイズを利用する上で、最も覚悟が必要なのが遊具の組み立てです。

口コミサイトやSNSを見ると、この点に関する悲鳴や苦労話が数多く投稿されています。

「届いた箱が大きすぎて玄関を通るのがやっとだった」「組み立て説明書を見て絶望した」といったリアルな声は、決して大袈裟ではありません。

サークルトイズで届く大型遊具は、配送コストを抑えるために、極限まで分解された状態で箱詰めされています。

例えば、人気の「ジャングルジム・ブランコ・滑り台・鉄棒」が一体になった複合遊具の場合、数十本のパイプとジョイントを一つひとつ連結していく作業が必要です。

これには、ひとりでは支えきれない場面もあると思うので、基本的にはふたりで作業をした方が効率が良いかもしれません。

実際の口コミでは、以下のような感想が見られます。

サブスクリプションの醍醐味はいろいろな遊具を交換できることですが、交換のたびにこの重労働が発生することを忘れてはいけません。

頻繁に交換する予定の方は、電動ドライバーなどの工具を用意したり、パパの協力を取り付けたりと、事前の準備が必要です。

組み立てる時間も含めてイベントとして楽しめるというポジティブな気持ちで挑めるくらいでないと、継続的に利用するのは大変かなと感じます。

トイサブなどの他社サービスと比較

おもちゃのレンタルサービスには、サークルトイズ以外にも「トイサブ！」や「ベビレンタ」、「ChaChaCha」など、数多くの競合が存在します。

しかし、それぞれのサービスが得意とする分野は明確に異なります。

どれも同じおもちゃレンタルでしょ？と思っていると、ニーズに合わないサービスを選んでしまう可能性があります。

ここでは、代表的なサービスと比較してサークルトイズの立ち位置を明確にしましょう。

特徴・項目	サークルトイズ	トイサブ！	ベビレンタ
メイン商材	大型遊具 （ジム、滑り台、乗用玩具）	知育玩具 （積み木、パズル、ラトル）	ベビー用品全般 （ベッド、ベビーカー、ハイローチェア）
一度に届く数	1点	5〜6点	1点〜（商品ごとに課金）
利用目的	運動不足解消、体力向上、室内公園化	知育発達、微細運動、興味の探索	育児用品の短期利用、里帰り時の備品確保
設置スペース	畳1〜3畳分が必要	おもちゃ箱1つ分でOK	商品による（大型あり）
月額料金（目安）	約4,000円〜10,000円	約3,700円	商品ごとのレンタル料＋送料

上記の比較表からも分かる通り、サークルトイズは体を動かす遊びに特化したニッチなサービスです。

もし、お子様がまだ0歳で、寝返りやお座りの時期であれば、「トイサブ！」のような知育玩具中心のサービスの方が、発達段階に合った刺激を与えられるでしょう。

また、里帰り出産などで短期間だけベビーベッドやバウンサーが必要な場合は、品揃え豊富な「ベビレンタ」が最適です。

逆に、「もう歩けるようになって体力が有り余っている」「雨の日に家の中で暴れて困っている」という2歳〜5歳くらいのお子様がいる家庭にとっては、サークルトイズが唯一無二の選択肢となります。

何を借りたいかではなく子供にどう過ごさせたいかを基準に選ぶと、失敗が少ないのかなと思います。

トイサブ！については別記事で詳細をまとめているのでこちらも参考にしてみてください。

気になる送料と配送エリア

サークルトイズの利用を検討する際、最も複雑で、かつ料金総額に大きく影響するのが送料の仕組みです。

ここを理解せずに契約すると、思ったより高かったと後悔することになりかねません。

まず、サークルトイズには2つのプランがありますが、送料の扱いが全く異なります。

ここで重要なのが、大型遊具の送料は宅配便レベルではないということです。

例えば、関東エリア内で200サイズ（3辺合計200cm）の荷物を往復させるだけでも、数千円かかります。

さらに大きな240サイズや、関東から関西への配送となると、往復で1万円近くかかるケースも珍しくありません。

バリュープランは一見安く見えますが、これは半年間同じ遊具を借りっぱなしにするような、交換頻度が極めて低いユーザー向けのプランと言えます。

毎月のようにいろいろな遊具を試したいと考えている方の場合、バリュープランでは送料の支払いが毎月発生し、結果的にプライムプランの月額料金を軽く超えてしまう可能性が高いのです。

また、上記でも少し触れましたが、配送エリアについても改めて注意が必要です。

サークルトイズは佐川急便などの配送網を利用していますが、大型荷物の取り扱い制限などの関係で、沖縄及び離島にお住まいの方はこのサービスを利用することが出来ません。

また、現在のところ、北海道および九州エリアについてはバリュープランのみ利用が可能とのこと。

プライムプランの利用は本州及び四国にお住まいの方に限られます。

登録しようとしたら住所入力でエラーになったということがないよう、下記の公式サイトで事前にお住まいの地域が配送地域に該当しているかどうか確認してください。

サークルトイズ公式Webサイト「配送地域・送料」

サークルトイズの口コミで見る料金や解約時の注意点

ここまではサービスの魅力や物理的なハードルについてまとめてきました。

次は、より現実的なおカネと契約の話です。

どのプランを選ぶのが正解なのか、そしてトラブルになりがちな解約手続きの落とし穴について、経験者の口コミを交えながらまとめていきます。

料金プランは頻度で選ぼう

サークルトイズの料金プランは、シンプルに2種類です。

「バリュープラン（月額3,980円）」と「プライムプラン（月額9,980円）」

この約6,000円という価格差をどう捉えるのかが、このサービスをうまく使えるかの分かれ道となります。

バリュープランが向いている人

バリュープランは、送料が有料です。

そのため、一度借りたら子供が飽きるまで数ヶ月間はじっくり使いたいという長期利用派に向いています。

例えば、半年間同じジャングルジムを借り続ける場合、初期に送料がかかったとしても、月々の支払いは3,980円で済むため、ランニングコストを抑えられます。

プライムプランが向いている人

プライムプランは、送料無料で交換回数無制限です。

「子供は飽きっぽいから、毎月違う遊具に変えたい」「まずはジャングルジム、次は滑り台、その次は電動カーと、いろいろ試したい」というアクティブ派にはこちらが圧倒的にお得です。

大型遊具の送料が1回8,000円かかると仮定すれば、月に1回交換するだけで元が取れてしまいます。

口コミでは、「最初はバリュープランで始めたけれど、送料が高くて気軽に交換できず、結局プライムプランに変更した」という声が多く見られます。

大型遊具という特性上、気に入るかどうかわからないからとりあえず試したいというニーズが強いため、迷ったらまずはプライムプランで始めて、気に入った遊具が見つかったらバリュープランに切り替えて長く借りるという使い方も悪くないのかなと個人的には思います。

※サークルトイズ公式Webサイトプラン選択ページに移動します

プラン変更の適用タイミングには規定があるため、変更前に必ずマイページで確認してください。

買うよりレンタルを選ぶ理由

月額約1万円（プライムプラン）も払うなら買った方が安いのでは？

誰もが一度は思うはずです。

新品のジャングルジムが2〜3万円で売られていることを考えれば、3ヶ月レンタルすれば購入金額を超えてしまう計算になります。

では、なぜあえてレンタルを選ぶ人がいるのでしょうか？

ここで考慮すべきなのは、以下のような購入後の隠れたコストです。

サークルトイズを利用すれば、これらの面倒な作業は一切不要です。

子供が飽きたら箱に詰めて返すだけ。

部屋はすぐにスッキリしますし、また別の新しい遊具を用意できます。

モノとしての資産価値ではなく、常に最適な遊び環境を提供する体験価値にお金を払うと考えれば、プライムプランの価格設定も決して高くはないと判断できるでしょう。

短期集中で使い倒すならレンタル、数年単位で置く覚悟があるなら購入、と使い分けるのが損のない使い方です。

紹介コードを使うと安くなるキャンペーンがある

入会を決めたなら、少しでもお得に始めたいですよね。

サークルトイズでは、不定期ですが魅力的なキャンペーンを実施していることがあります。

過去には「初月の月額利用料が無料」「グランドオープン記念割引」といった大型キャンペーンもありました。

現在、比較的常設されているのが「お友達紹介キャンペーン」です。

これは、既存会員からもらえる紹介コードを入力して入会すると、紹介した人・された人の双方にAmazonギフト券などがプレゼントされるというものです。

身近にサークルトイズを使っている友人がいたらぜひ利用してみてください。

キャンペーンに関する情報は無料のメールマガジンでもゲットできます。

メールマガジンは無料会員登録をすると届くようになるので、お得な情報が欲しい方は会員登録してみてもよさそうです。

※サークルトイズ公式Webサイトの会員登録ページに移動します

解約手続きは14日前までに

最後に、利用者が最もトラブルに遭いやすい解約の手続きについて触れておきます。

ここを間違えると、もう使わないのに翌月の料金を支払うことになってしまうので注意しましょう。

サークルトイズの解約ルールで最も重要なのは、契約更新日の14日前までに退会手続きを完了することです。

例えば、毎月20日が契約更新日だとします。

この場合、その月の6日までにマイページから解約の手続きを行わなければなりません。

遊具自体はその月の20日(契約終了日)まで使えます。

契約終了日を迎えたらすぐに返送手続きを行いましょう。

よくある勘違いが、更新日の前日までに解約すればいいと思っているケースです。

動画配信サービスなどでは一般的ですが、サークルトイズのような物理的な配送を伴うレンタルサービスでは、返却物流の手配や在庫管理の都合上、早めの申請が必須となっています。

14日前を1日でも過ぎると、自動的に翌月の契約更新が確定してしまいキャンセルはできません。

また、商品の返却には佐川急便の集荷予約が必要です。

大型荷物は時間指定が難しかったり、集荷ドライバーの確保に時間がかかったりすることもあるため、解約申請をしたらすぐに返却準備を始め、余裕を持って集荷を依頼することをおすすめします。

解約申請と商品の返却、この2つを段取りを計画的に進めて気持ちよくサービスを卒業しましょう。

サークルトイズの口コミまとめ

ここまで、サークルトイズの口コミや評判、サービスの詳細について解説してきました。

サークルトイズは、大型遊具ならではの「場所をとる」「組み立てが大変」「送料が高い」という物理的・経済的なハードルは確かに存在します。

しかし、それらを乗り越えた先には、子供が家の中で全力で遊んで笑顔になるという得難い体験がまっています。

特に、「飽きっぽいから次々に新しい刺激を与えたい」「夏休みや冬休みだけ集中的に遊ばせたい」「孫が帰省する1ヶ月だけ特別な環境を用意したい」といったニーズに対しては、これ以上ない最適なサービスと言えるでしょう。

もし、ご自宅に畳2畳分ほどのスペースが確保できそうで、お子様の運動不足やお家時間の過ごし方に悩んでいるのであれば、まずは1ヶ月だけでもプライムプランで試してみてはいかがでしょうか。

家の中に公園がやってくる興奮は、きっとお子様にとって忘れられない思い出になるはずです。

※本記事の情報は執筆時点のものです。最新の料金プラン、送料、キャンペーン情報、利用規約については、必ずサークルトイズ公式サイトにてご確認ください。