テンピュールのマットレス、憧れますよね。
「無重力睡眠」なんて聞くと、一体どんな寝心地なんだろうって気になっちゃいます。
でも、いかんせん高価格帯の製品なので、いきなり購入するのは勇気がいります。
そこでGoogle先生に相談して、まずはサブスクやレンタルで試せないか探している方が多いんじゃないかなと思います。
購入前に自宅でじっくり試して、評判通りなのか、自分に合うのか見極めたいですよね。
ただ、調べてみると、この「レンタル」というのが少し複雑な事情を抱えているみたいなんです。
枕やパッド(トッパー)のレンタル状況はどうなのか、もしレンタルがないなら、お試しする方法はないのか。
返品の期間や送料、店舗やショールームでの体験など、知りたいことがたくさん出てきます。
この記事では、「テンピュールを試したい」というあなたの疑問に答えるために、私たちが調べた情報を分かりやすくまとめていきます。
- テンピュールマットレス本体のレンタル事情
- レンタルに代わる「公式お試しプログラム」の詳細
- コアラマットレスなど競合他社とのトライアル比較
- レンタル以外の賢い選択肢(トッパーや店舗体験)
テンピュールのマットレスをレンタルするのは難しい

「テンピュールをレンタルしたい!」そう思って探している方に、まず私たちが調査した結論からお伝えします。
自宅でじっくり試したい、というニーズに応える方法は存在するのですが、それは「レンタル」とは少し違う形かもしれません。
マットレス本体のレンタルは無い

まず、私たちが調べた限り、一般消費者向けの主要な家具レンタル・サブスクリプションサービスにおいて、テンピュール®の「マットレス本体」を月額でレンタルできるサービスは、残念ながら見当たりませんでした。
これは、単に見つからないというよりは、おそらく意図的に提供されていないのかなと思います。
その理由として、私たちは2つの側面を推測しています。
1. 衛生面と品質管理の難しさ
一つは、マットレスが非常に衛生面を重視される製品だということです。
衣服と違って丸洗いするわけにもいきませんし、寝汗や汚れ、ダニなどの問題は避けて通れません。
レンタルとなると「中古品」である可能性が常につきまといますが、特にテンピュール®のような高級な寝具、しかも体に密着する製品で中古品を受け入れられる人は、かなり少ないんじゃないかなと思います。
提供する側も、新品同様の品質を維持するためのクリーニングや管理コストが莫大になってしまいますよね。
2. ブランド戦略としての側面
もう一つは、テンピュール®というブランドの戦略かなと思います。
テンピュール®は「高級寝具」としてのプレミアムなポジションを確立しています。
もし、中古品が流通する可能性のある一般のレンタル市場に製品が出回ると、ブランドイメージが希薄化してしまう恐れがあります。
品質管理が難しいレンタルを避け、自社でコントロール可能な「公式プログラム」で対応する、というのはブランドを守る上で合理的な判断かもしれませんね。
枕やパッドのレンタル状況について

「それじゃあ、マットレス本体がダメなら、枕やマットレスパッド(トッパー)ならどうなの?」と思いますよね。
本体がダメでも、周辺アイテムなら手軽にレンタルできそうな気がしたので調べてみました。
まず枕については、「ねむりん」でレンタルして使用することが可能です。
「ねむりん」はブランド枕のレンタル専門店で、テンピュールだけではなくマニフレックスの枕もレンタル品として取り扱いがあります。
マニフレックスの枕のレンタルについては別記事で詳細をまとめているのでこちらも参考にしてみてください。

続いて、マットレスパッドのレンタルについて。
こちらについても、シモンズやサータといった高級ベッドブランドを専門に扱う「Sleep Deli(スリープデリ)」でレンタルの取り扱いがあります。
寝具メーカーとしてはレンタルというのはなかなか手が出しにくい分野なのかもしれませんが、上記のような寝具専門のレンタルサービスがそこを補ってくれています。
ちなみに、マットレスパッドというのは、マットレスの上に敷いて使う薄めのマットレスのこと。
普通のマットレスのように分厚くて重いものではありません。
本体は公式のお試しプログラムで使用感をチェック
「じゃあ、自宅で試す方法は一切ないの!?」というと、そうではありません。
ここが重要なポイントです。
テンピュール®は、「レンタル」の代わりに「公式お試しプログラム(トライアル) 」というものを用意しています。
これは、テンピュール®公式ネットストアや直営のショールーム、一部の認定販売店などで購入した製品に適用される制度です。
「レンタル」と「お試しプログラム」は似て非なるものなので、まずはこの2つの違いを見ていきましょう。
まず、レンタルですが、これは月額料金などを払って品物を「借りる」こと。
品物はあくまでも他者のものであり、人のものを借りているという状態となります。
一方、お試しプログラムは、購入後に満足できなければ一定期間内に返品や交換を受け付けるというもの。
購入するため、商品は自分のものとなります。
つまり、テンピュール®のプログラムは「レンタル(賃貸)」ではなく、「返金・交換保証付きの購入」という形となるわけです。
これが、購入前に自宅の環境でテンピュール®を試すことができる、唯一の公式な方法となります。
まずは一度、全額を支払って購入手続きをする必要がある、という点を知っておきましょう。
お試しの期間は100日
このお試しプログラムについて気になるのはその期間ですよね。
自宅で試せるといっても、3日間だけ、とかなら意味がありません。
公式サイトによるとこの期間は「100日間」とされています。
ただ、ひとつ気をつけなければいけないのは、このプログラムが適用されるための条件が多々あること。
ここでは主要な条件について触れていきます。
まず適用される商品は以下の商品に限られます。
- テンピュール® プロ リュクス
- テンピュール® プロ プラス
- テンピュール® プロ
- テンピュール® プロ エアプラス
また、このプログラムを実施している以下の店舗で定価で購入しなければなりません。
- テンピュール® 名古屋ショールーム
- テンピュール® 銀座ショールーム
- テンピュール® 大阪ショールーム
- テンピュール® 横浜ショールーム
- ららぽーと富士見 テンピュール® ショップ
- テンピュール・ショップ ららぽーとEXPOCITY店
- テンピュール・ショップ 流山おおたかの森 S・C店
- テンピュール® 公式ネットストア
(テンピュール® 公式 楽天市場店・Yahoo!ショッピング店・Amazon店を除く)
印象としては、ちょっと条件厳しめかなと言う感じがしました。
プログラムの利用を検討する際は、購入する直前に、必ずテンピュール®の公式ウェブサイトや購入予定の店舗スタッフに、最新の正確な規約(日数、対象商品、条件)を確認してください。
口頭だけでなく、書面やメールなどで証拠を残すくらいの慎重さがあっても良いかもしれません。
返品に関する上記の情報は以下のテンピュール公式サイトより引用しています。詳細はこちらのサイトをご確認ください。
テンピュール公式Webサイト「テンピュール® マットレス【100日間お試し】交換・返品保証プログラム」
返品する場合の送料と条件

もし「やっぱり自分には合わなかった」となって返品する場合、どうなるのでしょうか。
ここが「無料レンタル」との最大の違いです。
公式サイトによると、返品の場合は以下のような記述がありました。
手数料一律22,000円(税込)を差し引いた金額を、返金いたします。
つまり、返金額は支払った購入金額から、22,000円を差し引いた金額になるということです。
返品の際の引き取り業者はテンピュール®側が手配してくれるようなので、自分で巨大なマットレスを梱包して発送する…といった悪夢のような手間はなさそうです。
これは不幸中の幸いかもしれません。
以下ポイントをまとめておきます。
- 返品は「無料」ではない
- 返送料(手数料)として22,000円(税込)がかかる
- 返金額は「購入金額 - 3,000円」
- このプログラムは参加申込をしないと適用されない
- 著しい汚損がある場合は返品できないことがある
※金額や条件は変更される可能性があります。必ず最新の公式情報をご確認ください。
返品に関する上記の情報は以下のテンピュール公式サイトより引用しています。詳細はこちらのサイトをご確認ください。
テンピュール公式Webサイト「テンピュール® マットレス【100日間お試し】交換・返品保証プログラム」
交換する場合の差額と注意点

「寝心地は良いけど、硬さがちょっと違ったかな…」「もう少し柔らかいモデルに交換したい」という場合も、プログラムの対象となります。
ただし、交換には以下にような重要なルールがあります。
- 連絡期限がある
プログラム開始から100日以内に連絡を入れることが必要です。 - 交換対象の制限
交換先のマットレスは、元の製品と同等もしくは価格が高い製品から選ぶ必要があります。(安いモデルへの交換は不可) - 差額は自己負担
もし交換する製品が現製品よりも高い製品なら、その差額は利用者が負担(追加請求)することになります。 - 配送料
交換にかかる配送料はテンピュール・ジャパンが負担してくれます。
そして、最も重要なのが、交換したマットレスは、再度返品したり、交換したりすることは一切できないという点です。
つまり、交換は「一発勝負」。
もし交換して届いたマットレスが「うーん、これも違う…」となっても、もう返品(返金)はできません。
そのマットレスを使い続けるか、自分で売却などを考えるしかないわけです。
これを「チャンスがある」と捉えるか、「リスクが大きすぎる」と捉えるかは、人によって分かれるかもしれません。
交換に関する上記の情報は以下のテンピュール公式サイトより引用しています。詳細はこちらのサイトをご確認ください。
テンピュール公式Webサイト「テンピュール® マットレス【100日間お試し】交換・返品保証プログラム」
テンピュールマットレスのレンタル以外の選択肢

テンピュール®のお試しプログラムは、返送料22,000円という費用ががかかり、交換にも制約があることが分かりました。
では、他の選択肢と比べてどうなのでしょうか?
レンタル以外で、賢くテンピュール®の寝心地を知る方法も合わせて見ていきましょう。
コアラマットレスとの「お試し」比較
マットレスのお試しプログラムといえば、ここ数年で一気に市場を席巻したオンライン直販(D2C = Direct to Consumer)ブランドの存在感が大きいですよね。
その代表格が「コアラマットレス」です。
ここで、テンピュール®と、コアラマットレスをはじめとするD2Cブランドの「お試し」条件を比較してみたいと思います。
【比較】お試し(トライアル)プログラムの違い(一例)
| ブランド | トライアル期間 | 返品時の送料・手数料 | 返品プロセス |
|---|---|---|---|
| テンピュール® (プレミアムブランド) | 60日または100日 (要確認) | 有料(手数料分) | メーカーが手配 |
| コアラマットレス (D2Cブランド) | 120日間 | 完全無料 | メーカーが手配(梱包不要) |
| エマ・スリープ (D2Cブランド) | 120日間 | 完全無料 | メーカーが手配 |
| NELLマットレス (D2Cブランド) | 120日間 | 完全無料 | メーカーが手配 |
※上記は調査時点(2025年11月)での情報です。最新の正確な条件は各社の公式サイトで必ずご確認ください。
この比較表を見ると、その差は一目瞭然ですね。
コアラマットレスやエマ・スリープといったD2Cブランドは、「120日間・完全無料・返送料無料」という、まさに「リスクゼロ」のトライアルを提供しています。
返品の際も「梱包不要」で、業者がそのまま引き取ってくれるという手軽さです(一部地域を除く)。
これは、彼らがショールームなどの実店舗を(ほとんど)持たず、販売コストを抑えている分、「自宅でのトライアル」に最大限投資しているというビジネスモデルの違いでもありますね。
一方、テンピュール®は、返品プロセスは手配してくれるものの、22,000円という費用がかかります。
他のメーカーと比べてしまうとちょっとケチだなと感じてしまいますが、裏を返せば、自分たちの商品に絶対の自信があるという表れなのかもしれません。
知っておきたいデメリットと熱こもり
そもそも、なぜお試し(トライアル)が必要なのでしょうか。
それは、テンピュール®素材が持つ「独特の寝心地」が、万人に合うとは限らないからです。
特に、長年指摘されているいくつかの「懸念点」は、購入前に必ずチェックすべきです。
懸念点1 寝返りのしにくさ
テンピュール®素材は、体温と体重に反応してゆっくりと沈み込み、体にフィットするのが最大の特長です。
この「包み込まれる感じ」「無重力感」が最高だという人がいる一方で、そのフィット感の高さが仇となり、「体が沈み込みすぎて寝返りが打ちにくい」と感じる人もいます。
特に、体重が重めの方や、頻繁に寝返りを打つ方、筋肉質な方は、この「沈み込み」が合わない可能性があるようです。
懸念点2 通気性と熱のこもり
素材の特性上、どうしても「熱がこもりやすい(通気性が低い) 」という弱点が伝統的に指摘されています。
低反発ウレタンフォーム全般に言えることですが、体にフィットする分、熱が逃げにくいんですね。
もちろん、テンピュール®もこの課題は認識しており、最近のモデル( 「プロ プラス スマートクール」など)では、余分な熱を逃がすための新素材や技術を投入しています。
とはいえ、元々かなりの暑がりの人にとっては、重要なチェックポイントです。
懸念点3 温度変化への感受性
これは意外と知られていないかもしれませんが、テンピュール®素材は「温度変化の影響を受けやすい」という特性があります。
具体的には、室温が低い冬は硬く感じ、室温が高い夏は柔らかく感じる可能性がある、ということです。
これがお試しプログラムの難しいところで、例えば「冬に100日間試して最高だったのに、夏の熱帯夜になったら柔らかすぎると感じた」というリスクもゼロではありません。
トライアルした季節と、その逆の季節とで、寝心地の印象が変わる可能性があることは、頭の片隅に入れておいた方が良いかもしれません。
これは長期的な視点ですが、低反発素材は「将来的な体重変化によって寝心地が悪化する」可能性も指摘されています。
もし長期間の使用中に体重が(特に増加)した場合、重くなった部分(腰など)がより深く沈み込みすぎ、寝姿勢が崩れて腰に負担がかかったり、寝返りがさらに打ちにくくなったりする恐れがあります。
こうした特性は、店頭で数分寝転がっただけでは絶対に分かりません。
だからこそ、「自宅で」「ある程度の期間」試すことが重要になるわけです。
マットレスパッド(トッパー)購入という選択肢

「マットレス本体をレンタル・お試しするのはハードルが高い…」
「今使っているマットレスはまだ使えるけど、寝心地だけアップグレードしたい」
「賃貸だから、高価なマットレスを買うのはちょっと…」
そんな方には、レンタルではありませんが、マットレスパッド(トッパー)を購入する、というのも賢い選択肢かもしれません。
これは、今使っているマットレスや敷布団の上に重ねるだけで、テンピュール®の寝心地を体験できるという製品です。
もちろん、本体ほどの厚み(サポート力)はありませんが、「テンピュール®素材のフィット感」を手軽に味わうには最適です。
- マットレス本体を丸ごと買うより、価格を大幅に抑えられる。
- 今のベッドフレームやマットレスを活かせる(廃棄の手間がない)。
- 引っ越しや模様替えの際も、本体よりは移動がラク。
- 万が一合わなかった場合でも、金銭的なダメージが本体より少ない。
もちろん、これも「購入」にはなるので、レンタルやトライアルとは違います(トッパーがお試しプログラムの対象になるかは要確認です)。
とはいえ、「テンピュール®の寝心地」を自宅で体験するための、一つの現実的な入り口と言えそうですね。
リスクゼロで試せる店舗・ショールーム

「22,000円のリスクも負いたくない」
「どのモデルが自分に合うかサッパリわからないから、お試し以前の問題だ」
そういう方に、私がいちばんオススメしたいのが、公式ショールームや認定販売店(百貨店、家具店など)での「店頭体験」です。
これは、当たり前のように聞こえるかもしれませんが、リスクゼロで寝心地を試せる最強の方法です。
店頭での体験で得られる最大のメリットは、専門家のアドバイスを受けながら、複数のモデルを「比較」できることです。
特に公式ショールーム(銀座、横浜、名古屋、大阪など全国の主要都市にあります)では、「ねむりコンサルタント」と呼ばれる専門スタッフからアドバイスをもらいながら、気兼ねなくゆっくりと製品を試すことができます。
体験できる店舗は以下の公式サイトをチェックしてお住まいの近くにある店舗をさがしてみてください。
テンピュール公式Webサイト「ショールーム&パートナーショップ」
また、以下のサイトではテンピュールの寝具を採用しているホテルを探すことができるようになっています。
店舗に行くのはちょっと・・・という方にはホテルで体験してみるという手もアリです。
テンピュール公式Webサイト「ホテル検索」
オンラインでは分かりにくい「やわらかめ(Soft) 」「ふつう(Medium) 」「かため(Firm) 」といった硬さの違いや、最新モデルの機能などを、自分の体で直接比較検討できるのは、何物にも代えがたい利点です。
ただ寝転がるだけでなく、以下の点を意識すると、より自分に合うものが見つかりやすいですよ。
- 必ず「寝返り」を打ってみる(スムーズにできるか?)
- 仰向け、横向きの両方を試す(特に横向きで肩や腰が圧迫されないか?)
- マットレスの「端」に座ってみる(端が沈み込みすぎないか?)
- できるだけ「長く」寝てみる(5分、10分と寝ていると印象が変わることがあります)
最後にテンピュールのマットレスをレンタルすることについてまとめます
最後にテンピュールのマットレスをレンタルすることに関する今回の調査結果をまとめます。
残念ながら、私たちがイメージする「月額レンタル」でテンピュール®のマットレス(本体・パッド)を試す方法は、現状では見つかりませんでした。
しかし、「自宅で試したい」というニーズに応える方法は存在します。
あなたの状況に合わせて、3つの道から選ぶのが現実的かなと思います。
- リスク回避型(オススメ)
「店頭体験」 まずはショールームや百貨店に足を運び、専門家の助言を受けながら「リスクゼロ」で寝心地やモデルの比較を行う。自分の好み(硬さ、沈み込みの深さ)をここで把握する。 - 自宅検証型
「公式お試しプログラム」 店頭で目星をつけた後、返送料3,000円(例)のリスクを許容した上で、公式ネットストアなどで購入する。自宅で長期間(60日〜100日)じっくり試して、最終判断を下す。 - 競合比較型
「D2Cブランドのお試し」 テンピュール®の3,000円リスクを避け、まずはコアラマットレスなどの「完全無料トライアル」を利用してみる。「自宅でマットレスを試す」という体験自体がどんなものか、リスクゼロで学んでみる。
私としては、やはりまずは①の「店頭体験」で自分の好みの硬さやモデルを把握するのが、失敗しないための最短ルートかなと思います。
そこで「これは!」というモデルに出会えたら、その場で最新の「お試しプログラム」の規約を詳しく確認し、②に進むのが、最も合理的かもしれませんね。
この記事が、あなたの「最高の寝心地」探しのヒントになれば嬉しいです!



